犬達とアウトドア

自然が大好きな犬達との日々を綴ります

嘘の種類と影響「なぜ人は嘘をつくのか」、犬達



今夜は、半影月食の満月、ワームムーンだが

悪天候で、夜空の月を眺めることは、難しそうだ



1日中、生憎の空模様で、犬達は退屈そうだ



ずっと、空と睨めっこをしながら、タイミングを伺って、

外に出られそうな時に、犬達を連れて、出掛ける




弟犬「もう帰っちゃうの?つまらない⤵」

お姉ちゃん犬「外に出れただけでも有難いよ〜!ね〜♡」



短い時間だったけれど、少しはストレス発散になったかな







フレンチラベンダーが咲き始めた





大谷翔平選手の解雇された元通訳の水原一平氏について、

学歴詐称まで暴かれてしまった



水原氏の報道に触れて、以前読んだ興味深い記事を思い出した




「なぜ人は嘘をつくのだろうか」




相手を傷つけない為に嘘をつく「ホワイトな嘘」、悪質な「ブラックな嘘」、その中間にある「グレーな嘘」、取るに足らない「ちょっとした嘘」



どんな嘘であれ、誰でも一生の中で何らかの形で、嘘をついてしまうものらしい


道徳に反しても、自分の評判や人間関係に害を及ぼす可能性があっても、嘘は生まれ続けている


ばれたり、罰を受けたりしない限り、嘘の直接的な結果は、大抵かなり小さなもので、それでも、嘘による心理的な負担が伴うことはあり、「正直さ」と「正直な手段では達成し得ない利益について、注意深く考えた上での欺瞞」との間には、微妙なバランスがあるという



潜在的な利益が、潜在的な損失を上回るとき、人は時々、嘘をつきたい誘惑に駆られ、そうして生まれる嘘には、幾つかのタイプがあるという 




・嘘の裏にある動機を分析する 



2018年の研究で、受益者と動機のふたつの要素をもとに、嘘の背後にある心理的プロセスが説明された



嘘をつく決断は、受益者=その嘘で得をする人によって影響される

嘘の背後にある動機は、望む結果を得る為もあれば、望まない結果を避ける為のこともあるという



人が不誠実になる理由に基づいて、6タイプの嘘が提示された



1. 利益を得る為の自己志向的な嘘:

 このタイプの嘘は、自分が良い結果や利益を得ることが目的

例:拾ったお金を自分のものだと主張する、など



2. 損失を避けるための自己志向的な嘘:

 このタイプの嘘は、自分にとって悪い結果や損失を避けることが目的

例:駐車する時に他人の車にぶつけたのに、それを否定する、など。 



3. 他者の利益を得るための他者志向的な嘘:

 このタイプの嘘は、他者にとって良い結果や利益が得られることが目的

例:「仮病で欠勤している同僚」を擁護するために上司に嘘をつく、など



4. 他者の損失を避けるための他者志向的な嘘:

 このタイプの嘘は、他者を損失や悪い結果から守ることが目的

例:両親に心配させないように「自分は元気でやっている」と嘘をつく、など



5. 共に利益を得るための互恵的な嘘:

 このタイプの嘘は、嘘をつく本人だけでなく他者も利益を得ることが目的

例:良い成績を取るためにグループプロジェクトの結果を偽る、など



6. 共に損失を避けるための互恵的な嘘:

 このタイプの嘘は、自分と他者の損失を避けることが目的

例:重要な締め切りを守れなかった時に、チームマネージャーが職場の上司に対し、完了できなかったチームが責められたり個人で責任を引き受けることにならないように、技術的な問題が原因だったと偽りの説明する、など



嘘をつく動機に関係なく、嘘をついた心理的負担は意識に重くのしかかる


嘘がばれずに済んでも、嘘をつくというプロセスそのものが、本質的にストレスの大きい行為になる可能性があるという




研究結果について


嘘の「隠れたコスト」を明らかにする 



嘘をつく行為は、人のウェルビーイングに少なからぬ影響を及ぼすという


研究によると、真実を隠す傾向のある人は、自分の嘘に心を奪われやすく、より強いネガティブな感情を抱きがちで、人生や人間関係の満足度が低いことが明らかになっているようだ


嘘をつく人は、嘘を聞いた相手が真実を知るかもしれない、という不安に心を占領されてしまう場合があり、そうした不安は、罪悪感や被害妄想、自身の誠実さや嘘をつかれた相手との人間関係に及ぶ欺瞞の影響などに起因していることがある


発覚に対する不安の大きさは、自分のついた嘘にどれくらい心を奪われるかや、その結果として感じるネガティブな感情の大きさに影響を与え得る



2023年の研究では、嘘をつくことの心理的影響が検証され、嘘をついた人は、下記の点で、自分の嘘の影響を受けることがわかったという



・自己肯定感の低下:嘘をついた人は、真実を話した人よりも自己肯定感が低下し、嘘をついた日のその人の自己肯定感は、前日や平均的な自己肯定感の水準に比べて低くなった


・ネガティブな感情の増加:嘘をついた人は、真実を話した人に比べて、いら立ち、後悔、不安、みじめさ、罪悪感、きまりの悪さ、恥、怒りといったネガティブな感情を強く感じることがわかった


・ポジティブな感情の減少:ネガティブな感情の評価に加えて、嘘をついた人のポジティブな感情も検証され、嘘をついた人は、真実を話した人に比べて、心地よさ、幸福感、安心感、誇りといった感情が少なかった


嘘をつくことの心理的負担は深刻で、ウェルビーイングの様々な側面に影響を及ぼす


その悪影響は、誠実さが、健全な自己意識や、他者との良い関係を保つ上で、重要であることを改めて浮き彫りにする



 嘘の誘惑に抗うのが難しい時もあるかもしれないが、自己認識を深め、専門家の助けを求めることで、その困難を乗り越えることは可能だという


(Forbes記事より抜粋、纏め)



水原氏が、どうであるのかは、分からないが、

少なからず、平然と嘘で他人を陥れる人物が存在することは、知っている



興味のある方は、是非、原本記事を読んでみて欲しい








犬達は、純粋で素直である

生憎の天候で、残念そうな犬達でした

明日は晴れるといいねd(*´ェ`*)






お読み頂きまして、ありがとうございます








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